一杯のコーヒーへの 「追求」 から、 数万人に届ける 「仕組み」 へ。 受注管理チームリーダーのキャリア転換。


コーヒーの 「種 (シード)」 に最も近い焙煎を志し、 REC COFFEEへ入社。
焙煎所での2年 間の勤務、 店舗バリスタとして挑戦を経て、 現在は製造部の受注管理チームのリーダーを 務める。
個人の技術追求から、 組織全体の 「根幹」 を支えるシステム構築へと、 その情熱の 舞台を広げている。

 

1. 入社の背景

大学時代、 大手コーヒーショップでのアルバイトを通じて接客を経験していましたが、 次第に 「コーヒーの種 (シード)に最も近い焙煎に携わりたい」 という思いが強くなりました。

福岡で最も勢いがあり、 東京進出も果たしていたRECの門を叩いたのは、 ここで飲んだカプチーノがきっかけです。
「自分が知っていたものとは別の飲み物だ」 と衝撃を受け、 このクオリティを支える現場で働きたいと強く感じたのです。

入社後は焙煎所のスタッフとして、 パッキングやハンドピック、 オンラインショップの受注処理など、 現在の製造部の基盤となる業務を2年間経験しました。

現在は、 受注管理チームを統括するリーダーを務めています。 主な業務内容は、 オンライ ンショップ、 卸先、 自社店舗からの注文を管理し、 焙煎チームや製造チームへ正確な依頼を出して、 発送までをコントロールしています。


2. 製造部の一日の流れ

朝9時に出社し、 まずはご注文内容と在庫を照らし合わせ、 その日に必要な焙煎量を算出します。

月曜日などは非常に多くの注文が溜まるため、 極めて高いスピードと正確な指示 だしが求められます。 毎日朝礼を行なっており、 前日に焙煎したコーヒーをスタッフ全員で試飲します。

 アルバ イトスタッフも、 「味を知ることで商品知識がつき、 出荷ミスの削減や品質向上に繋がる」 という意図でこの習慣を大切にしています。

その後、 17時の出荷期限に向けて、 各部署と連携しながら製造・梱包作業を進めていきます。 17時以降は事務作業を行い、 19時に退社です。

3. 挫折と挑戦

「レックの焙煎士になるなら、 エスプレッソのことを知らないといけない」 という教えから、 社内のバリスタ試験に挑戦することになりました。 しかし、 なかなか合格に辿り着けず苦戦しました。

そんなときに上司から、 「店舗で学んでこい」 と背中を押され、 1年間バリスタとして勤務しました。 そこで得たのは技術だけではありません。 資材発注や数値管理といった 「店舗運営の裏側」 を学び、 JLAC(ジャパンラテアートチャンピオンシップ)への出場も経験しました。

この 「現場の熱量」 と 「運営のリアリティ」 を知ったことが、 今の私の大きな財産になっています。

その後も挑戦を続け、 JLAC2026ではファイナルまで進出し、 日本6位という結果を残すことができました! 日々の現場で積み重ねてきた経験や、 周囲の支えがあったからこそ辿り着けた結果だと感 じています。

 

4. 新たな使命との出会い

店舗でバリスタとしての経験を積んでいた際、 上司から 「受注管理のリーダーをやってみないか」 と打診を受けました。 
ちょうど組織が拡大し、 製造・受注の体制を強化する必要があった時期です。

最初は戸惑いもありましたが、 製造部はコーヒーを届けるための 「根換 (根っこ)」 の部分 です。 「一杯のクオリティを追求する」 ことから、 「何万人ものお客様へ届けるクオリティをシステム追求する」 という大きなスケールに変化しましたが、 どの職種でも、 「コーヒーの価値を届ける」という点は共通していると考え、 挑戦すること を決意しました。


5. 事実に基づく変革

以前の製造部は、 ベテランの 「感覚」 に頼る部分が多く、 業務が属人化していました。
私はこれを打破するため、 昨年の製造実績や店舗の売上データに基づいた 「数値管理による製 造スケジュール構築」 を導入しました。 
これにより、 バリスタ経験者でなくても正確に発注や在庫管理ができる体制を整えていま す。

現在は、 よりミスをなくし、 迅速に商品を届けるための新しい在庫管理システムの構築に挑んでいます。

6. RECの魅力

「常に新しいことに挑戦できる環境」 と、 その挑戦へ、 背中を押してくれる先輩がいることです。

私自身、 入社3ヶ月でバリスタ大会のサポートメンバーに立候補した際も、 先輩方が 「せっかく手を挙げてくれたんだから」 と快く受け入れてくれました。
たとえ未経験でも、 自ら 「掴みにいく」 姿勢があれば、 必ず応えてくれる文化があります。
製造現場でも、 より良い職場にするための改善提案が日々活発に行われています。

 

 学生のみなさんへ

製造部に向いているのは、 コーヒー業界の一端を担いたいという熱意はもちろん、 「一つひ とつの作業に妥協なく、 誠実に向き合える方」 です。

製造はミスが許されない厳しい現場ですが、 だからこそ、 無事に出荷を終えて店舗スタッフやお客様から 「ありがとう」 という言葉をいただいた時の喜びは格別です。

会社は今、 これまでにないスピードで拡大しています。
誰も経験したことがない新しい仕事が次々と生まれるこの環境で、 自らの手で仕組みを創り、 成長したいという方の挑戦を待っています。

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